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2012年7月13日金曜日

旅。


みなさま、いつも応援ありがとうございます。

お蔭様で来月、成人するピロ。

そして、この写真は3年前,伊勢の全日本。

おっとり型のピロタンは試合のルールも分からず

ヒート中、ボードをぶつけられビビリながらも、予選通過。

これは、その終了直後、 緊張感から開放され、ほっとした表情。

なんといっても試合経験はないし、サーフィン始めたばっかだったから

出来ない事を教えるのもどうかな??って思ったけど

この後、五日間ぐらいあったのでノーズライドの猛特訓したね。

そして、何とか前まで行けるようになったけど

本番でやれるかは正直、本当に不安だったよ。


そして当日のコンディションは、ほぼダンパー。

でも、転ぶのを怖がって悩んでいる間に波は崩れちゃうから

迷わず歩きなって伝えた。

おまけにファイナルDAYは夜明けから、気合で練習いったけど

場所間違えてショートボーダーに囲まれ焦ったっけ

 今思えば全てがいい思い出。

サーフィン暦2年、試合経験3回目 !

その懐かしい映像がこれ。




 

CHILDA BEACH DAIRY より

今見ると、かなり笑えるけど

これがスタートだったんだろう。

ほんと予選を合わせて何ヒートやったってくらいやったね。


がむしゃらに1ヒートずつ頑張る姿は今も昔も変わらないけど 。。


 きっと、この夏の事は、これからも一生忘れることはないだろう。



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そして、試合の帰り道。

全日本チャンプの意味すら、分からないピロから

出た言葉。

『もっと試合に出たい、そしてサーフィンが上手くなりたい』だった。

高校生活。一番遊びたい時期に自分の目標を表すのは

かなりの決断だったろう。

 しかし、コンテストは、そんなに甘くないよね。

まして、 結果を出す為には 今よりもっともっと

真剣に考えてやらなきゃダメだ! と伝えた記憶がある。

<夢を見るのは自由。
それを叶えるのは自分次第。>


それから、サーフィン部が始まったっけ。

そして試合は、いつも旅に行くって感じだった。

勝っても負けてもダメ出しばかりで辛かったことだろう。

親として、なぐさめてあげたい事だらけだったけど

親だからこそ言える事が多いからね。

だから、褒めておだてて甘やかすのは簡単。

子供は逃げ場を求め、楽な方が好きに決まっている。

そして、一度でもそんな事に慣れてしまったら、これから起こる様々な試練に一人で

向き合っていく事が難しくなる事も分かっていた。 

ただ、いつも言うのは、試合の組み立て方や集中力。

もう、何十ヒートも見ているから、試合中、今、何を考えているのか?

この後、どうするのか?って事はお見通し。

常に自分の力の100%を 出すことは難しいけど

頭を使い、それに近い所まで自分の精神力を持っていく為の

いわば、トレーニング期間。

自分の感情の浮き沈みで冷静な判断ができなくなるようでは

悔しい思いをするだけ。


普段、テクニック的な練習はできるけど

試合は本番にしかない、緊張感の中

できる唯一の練習だから。


厳しいけど、真剣な子供と正面から向き合うには、親も真剣に応えてあげないとね。

いつか一人で歩んでいく為に。。。

これが本当の親の愛情だと思う。

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そして、悔し涙は半年で出なくなったっけ。

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 きっと、それから変わったのかな?

 
海に対する気持ち、応援してくれている方に対する気持ち。

 そして、サーフィンできる感謝の気持ち。
 
又、旅では行く先々で皆に良くしてもらい何度、

サーファーで良かったね。って言ったっけ。

 ことわざで <かわいい子供には旅をさせろ> というのが

あるけど、まさにそれだね。

今は先輩の皆さんに可愛がって頂き

さまざまな旅をし、いい経験している。

だから、つねに感謝の気持ちを忘れず進んでほしい。

転ぶことなんか気にせず

あの夏、迷わずノーズに向かったようにさ。。。。


~~~~~~ そして、自分の思い描く夢に向かって。~~~~~~


きっと次が、10代最後のサーフィン部の旅になりそう。

免許に例えたら卒業検定かな?

厳しい指導も成人するまでと決めていたし、

これからは軽いコーチング程度にして

後は自分で考えながら様々な事にチャレンジしてほしい。

 
そして、今回は、妹MIKUも参加 !

小さい頃から姉ちゃんの背中をみてサーフィンに対する楽しさや厳しさ

やり方だけは知っている??

理想的な初心者のこれからが楽しみだけど

期待するのも、かわいそうだからね。


 しかし、今回の旅で刺激を受けるのは間違いないだろう、 後は本人次第。

いつの日か、もしサーフィン部の扉を叩く事があったら

その時、じっくり相談にのるのもわるくないかもね。

それまでは、膝波ニコニコサーフィン部で頑張れ。


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物心が、つく前から海が遊び場だった子供たち。

決してサーフィンを強制したことは無かったけど

それでも、見よう見まねで始めたサーフィンが

ライフスタイルになってくれた事がほんとに嬉しい。

また日々、子供たちが成長していくのは楽しい。

そして、いつの日か、ここから旅立っていく時がくることだろう。

その日が来るまで、これからも家族との時間は大切にしたいと思う。



PS. さあ、出発しよう! 準備はいいかい子供達!  

今回は何が待ってるかな?? そして最高の旅をしよう!

きっと、思い出、両手じゃ持ちきれないはず !


ガッハッハ!

※ 3連休。SHOOTSは通常どうり営業しています。

クラブハウスに宿泊の方もいますので賑やかそうです。
店長スマン。